会長挨拶

2011年の総会におきまして北海道薬科大学同窓会「北薬会」会長に就任いたしました19期卒業の唐沢と申します。1978年(昭和53年)に本会が設立され、初代会長・藤田幸恵氏、二代会長・渡辺一弘氏、三代会長・故 東洋彰宏氏、四代会長・竹内伸仁氏と続いて、私で五代目となります。

ホームページをご覧頂いた皆様に、会の概要、その存在意義、同窓会と在学生との関わり、この3点について知っていただきたいと思います。
本会は現在、正会員数は約7000名となりました。同窓生の職場は、調剤薬局や病院などの医療現場、医薬品メーカー、医薬品流通卸、教育学術研究、医療行政など多岐に渡りますが、「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する」という共通の目的のために日々仕事をする同じ薬剤師であります。このため、「卒業生の親睦、懇親、母校ならびに在学生への後援」といった一般的な同窓会の機能に加えて、本会は同じ職業人としての研鑽の場としても重要な役割を担っております。母校や地域薬剤師会等と協力しての生涯教育研修は2011年に100回を迎えました。これをますます充実発展させていくことは同窓会にとっての重要な役割と考えております。
薬剤師の仕事は決して一人で完結するものではありません。ひとつの薬が患者さんの手に渡るまでには、チーム医療という目に見えやすい部分はもちろんですが、研究開発、行政での製造承認、原材料の品質管理、製造管理、流通管理、安全管理、医薬品情報の伝達…何人もの薬剤師が見えないところで関わってお互いを支えています。約6,000名を超える同窓生のネットワークを肌で感じることは、薬剤師として働く個人にとって大変に心強いものであり、精神的な支えであり、お互いの心の財産であります。同窓会のもつ存在意義の中で最も重要で、最も美しいものはこれに尽きると思います。

現在、本会は母校に事務局を設置し、北海道内に道央・道北・道東・オホーツク・十勝・道南・函館の7支部を構え、東北支部、関東支部、西日本支部と合わせて全国10支部体制となっております。
活動の中心となる常任幹事会は札幌で定期開催しております。今後は、より活発な支部活動のために体制の再整備も必要に応じて行う必要があるかもしれませんし、近年は当WebSiteを通じての情報発信を活発化しており、これからの時代にあった新しい同窓会の形がこれからの若い世代によって作られていくものと思っています。

最後に、本会と在学生との関わりについてです。
長年にわたって好評をいただいております「卒業生・在学生合同懇話会」では、様々な職場で活躍する卒業生にお集まりいただき、それぞれの仕事の現場でのことを在学生にお話をする機会としております。
在学生が卒業後の進路を考える手助けになって欲しいとの願いで年に1回の開催を続けております。
この他に就職支援冊子「P-navi」の発行や、大学祭の後援として母校の薬物乱用防止局の学生と主に(社)札幌薬剤師会などで薬物乱用防止活動を行っている薬剤師が協力して、大学祭で薬物乱用防止キャンペーンを共同開催しております。平成18年からは、本会に教育学術振興基金を設立し大学から推薦を受けた在学生に対しての支援を行っております。

以上が本会の概要と意義、そして在学生との関わりであります。同窓会活動に対して皆様のご意見もぜひお聞かせいただきたく存じます。そして、今後も本会に対してご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

北海道薬科大学 北薬会 会長 唐沢 豪貴(19期卒業)